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豊中駅西側
豊中駅の西側を散策して知ったことを、箇条書き的に書いてみます。 まづ、豊中駅が出来たのが1913年(大正2年)。往時の写真はありませんが、それから32年後(1945年・昭和20年)の豊中駅が下記の写真です。住宅地が広がったのか、親子が映っています。 [](https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00100160) 昭和20年前半 豊中駅西口前公園 豊中駅西側 (玉井町、末広町、立花町) のまずは、100年余前のこと。 農村であった豊中市域に、箕面有馬電気軌道 ( 現在の阪急電車 ) が、明治43年(1910)3月梅田-宝塚間に開通。大きく変化することになる。 [](https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00215770) 大正2年(1913)開設の豊中運動場(豊中グランド) 岡町駅が明治43年(1913)3月、蛍池駅が明治43年4月に設置されていたが、 豊中駅は未だなく、同社は沿線開発の一環として、両駅の中間に、大正2年(1913)5月 豊中村に「豊中運動場」を造成。 赤レンガの外壁に囲まれたグランドは、東西150m、南北140m、面積は二万㎡で、当時としては珍しく芝生やスタンドが設けられていたとのこと。西北両面は低い松林であったようです。 当時の新聞は(「大阪朝日」大2.6.12)、<蛍ケ池の新運動場> 今回の米国・スタンフォード大学と慶応義塾大学の試合を以て運動場開きをなす・・・と書いています。 ・大正2年(1913)5月に豊中運動場 ( 玉井町 ) が開設 (800人収容可能な観覧席)。 同年に「日米大(学)野球戦」など行われる。 ・大正4年(1915)第1回全国中等学校優勝野球大会(現高校野球)が開催された。 ・豊中駅 ( 5番目の駅 ) は、大正2年(1913)10月新設、翌3年(1914)箕面有馬電気軌道が豊中住宅地を売り出した。 ・豊中運動場(豊中グランド)は大正末期に住宅地に姿を変えた。 [](https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00218460) 高校野球発祥の地記念公園 (玉井町3丁目2) 2025年12月3日 撮影 この記念公園は、昭和63年(1988)にグランドの正門の向かい側にあたる一角を「高校野球メモリアルパーク」(玉井町)として整備された。豊中運動場(豊中グランド)は記念公園の南側に在った。(資料3・4・5) ----- 次は、遥か昔、縄文時代から近世に至る複合遺跡の話しです。 豊中駅西側の玉井町・末広町・立花町が「新免遺跡」と呼ばれ、埋蔵文化財包蔵地に指定されています。 私には説明出来ないので 、「ふるさとの文化遺産を守るために - 埋蔵文化財発掘調査の手引き -」 平成28年(2016)3月改定 豊中市教育委員会発行」から抜き書きします。 文化財名 : 新免遺跡、 種類 :集落跡 古墳群、 時代 : 縄文、弥生、古墳~鎌倉、 文化財所在場所 : 玉井町一帯、末広町1丁目、立花町1・3丁目、 適用 : 弥生時代中期~終末期の拠点集落で、多数の竪穴住居や方形周溝墓を検出している。古墳時代後期の集落は本町遺跡と同様に、須恵器生産との関連が注目されるとともに同時期の新免古墳群が遺跡南部に営まれている。なお、縄文時代早期の異形局部磨製石器が出土している。 [](https://hokusetsu-archives.jp/dbs/page?id=T_00218470) 立花町3丁目第一公園にある「新免遺跡説明板」 2025年12月3日撮影 場所は同じですが、長い時の流れの中に、営みの積み重ねを感じる一日でした。 大体の位置関係 [](images/bg00218/T_00218480_000001.jpg) 参考資料 1、「とよなか歴史・文化財ガイドブック」豊中市教育委員会発行 第3版 2、新修豊中市史 、2巻 通史2(索引20p)、4巻 考古、7巻 民俗(索引786p)、8巻 社会経済(索引 973p)、9巻 集落・都市(索引709p)、10巻 学校教育(索引980p) 3、「山容水態」臨時号 住宅経営 大正6年(1917)8月 池田文庫蔵 4、2015年度「豊中駅周辺、いま むかし 記録集」令和2年(2020)1月 編集・発行 地域情報アーカイブ化事業実行委員会 豊中市立岡町図書館内 5、2019年度「わがまちの歴史丘を語る 記録集」令和2年(2020)3月 編集・発行 地域情報アーカイブ化事業実行委員会 豊中市立岡町図書館内 6、 ふるさとの文化遺産を守るために =埋蔵文化財発掘調査の手引き= 平成28年(2016) 3月改定 豊中市教育委員会事務局
掲載日: 2026-05-20 (C135)