- ブログ一覧に戻る 現在の表示 (1/32)
- >
2026年の地蔵盆
《要約》 2026年8月23、24の両日に豊中市内の地蔵盆を取材して回りました。一昨年以降2年ぶりの地蔵盆巡回でしたが、今年も多くのお地蔵さまで地蔵盆が行なわれているのを確認しました。 《本文》 今年の地蔵盆当日に、豊中市内の26箇所のお地蔵さまを巡回し、地蔵盆の実施状況を取材しました。 一昨年以降2年ぶりの地蔵盆巡回でしたが、一昨年に地蔵盆が行なわれていた19箇所について今年はどうか訪ねたところ、17箇所で今年も引き続き地蔵盆が行なわれていました(お地蔵さまのそばに誰も人がおられない場合は準備状況で判断する場合もあり)。 残念ながら地蔵盆を中止されていた所が2箇所ありました。 地蔵盆の準備をされている様子(提灯、お供え、祠の扉を開放、尊像の飾りつけなどがされている)がみられたお地蔵さまの概要は以下の通りです。 G20 三和町4-1 町内で世話役を決めて準備されておられ、ご詠歌(録音)が流れていた。お供えのお菓子を子どもたちにおすそ分けされている。町内の子どもが減ったが、いまでも数十袋用意しているとのこと。 [](images/oz00218/T_00218810_020001.jpg) G18 庄内東町6-9 個人の自宅でお祀りされている「パーソナル」なお地蔵さま。以前は近所のおばあさんが集まって道路でご詠歌を歌ったりしたが、今はそのようなことはなくなったとのこと。 [](images/oz00218/T_00218800_040001.jpg) D01 熊野町1-1 寄せ地蔵 新しい生花が飾られ、石像(全部で29体)に新しいエプロンがつけられていて(エプロンは手縫いのものも見られます)、地蔵盆の準備をされている様子。提灯やお供えは見られない。 [](images/oz00218/T_00218810_040001.jpg) 以前の写真(1968年)では、このお地蔵さまで櫓を組んで提灯を飾って地蔵盆を行なっていた姿が見られた。 [](images/oz00218/T_00218810_000001.jpg) E05 南桜塚2-6 水呑地蔵 地蔵盆の準備(提灯、お供えなど)がなされている。 [](images/oz00218/T_00218810_140001.jpg) このお地蔵さまも、以前の写真(1968年)では道路にテントを張ってたくさんの飾り付けがなされていた姿が見られた。 [](images/oz00218/T_00218810_010001.jpg) C21 桜の町 個人の方がお世話されているお地蔵さま。提灯やお供えが飾られ、祠の扉が開放されている。「23日午後3時半より地蔵院院主お詣り」の張り紙があった。 [](images/oz00218/T_00218810_060001.jpg) C06 上野西4-5 妙力地蔵 地蔵盆の準備(提灯、お供えなど)がなされている。提灯の数が多い。「24日午後7時から治蔵盆のお祭り」の張り紙。お供えのお菓子が子どもたちにふるまわれる模様。 [](images/oz00218/T_00218810_050001.jpg) C09 刀根山元町10 首なし地蔵 自治会が担当を決めてお世話をされている。訪ねた時は誰もおられなかったが、すべての石仏(全部で70体)に新しいエプロンが掛っていて、地蔵盆の準備がされていた。提灯やお供えは見られなかったが、例年は向かいの正安寺住職が読経されている。 [](images/oz00218/T_00218810_080001.jpg) C12 刀根山3-8 日切地蔵 町内の自主サークル有志で地蔵盆を営んでおられる。以前は自治会が運営していたが、のちに自主運営に移行したとのこと。たくさんの提灯が飾られ、お供えも多く集まっている。「地蔵盆会23日午後6時半」の張り紙、子どもたちにお菓子を振舞うので声かけをしておられた。 [](images/oz00218/T_00218810_070001.jpg) C24 末広町314 延命地蔵 毎年個人で地蔵盆を行なっておられる。提灯とお供えを飾り、祠の扉が開放されていた。 [](images/oz00218/T_00218810_090001.jpg) 一方、一昨年は地蔵盆が行なわれていたお地蔵さまで、今年は中止されたところが2箇所ありました。 C16 走井1-1 走井地蔵 訪ねると「地蔵盆は中止です」の張り紙。お参りされていた方にお伺いすると、「町内の世話人が交替で運営して来たが、皆高齢になり去年から中止になった。このお地蔵さまは豊中市内でも一番の大きなお堂に収められて、由緒あるお地蔵さまなので残念だ」とのこと。 [](images/oz00218/T_00218810_130001.jpg) 過去には地蔵盆が行なわれていたが一昨年には行事が行なわれなかった所では、復活したところは見られませんでした。コロナ禍で地蔵盆実施が難しくなったという事情で、一度途絶えると復活は難しいようです。 今年の地蔵盆も、多くのお地蔵さまで引き続き運営されていることを確認しました。規模が小さくなったり子どもたちが集まらなくなったりという声、運営の担い手が高齢化で難しくなるという話も聞きましたが、郷土の行事としていまも守り続けられている様子で、これからも続いてほしいと願いました。
掲載日: 2026-08-26 (C137)